医療機器のご紹介
一般撮影装置(レントゲン)
一般撮影とは俗に言うレントゲン撮影のことです。撮影された写真はCR装置により、コンピュータ画像処理を行います。
CT装置(Computed Tomography:コンピュータ断層診断装置)
東芝マルチスライスCTスキャナ
高速マルチスライスCTで精密検査が受けられます。
当院のCT装置最高水準の精密検査を受けていただけます。
当院では、高性能80列マルチスライスCTスキャナを設置しております。
この検査では、患者様が寝台に横になるだけで苦痛なく頭部や胸部・腹部の断層像(輪切り)が鮮明に撮れます。検査はとても簡単で短時間ながら広範囲の撮影が行え、頭部外傷・脳出血・脳梗塞等の頭部疾患から胸部疾患および腹部臓器(肝・胆・膵・腎・膀胱・その他)疾患にいたるまで、全身の診断が可能です。
そして、架台開口径780mmの大型寝台は今まで懸念されがちな圧迫感も感じる事なく、患者様はリラックスしながら安心して検査を受けていただけます。
当院のCT装置は従来のCTと異なり撮影しながら最大50%のノイズ処理を行う「被ばく低減再構成」を搭載、撮影時間が短くなる事で被ばく線量が最大75%低減され、患者様は不安もなくリラックスして検査を受けていただけます。
くわしい検査内容は、医師またはスタッフまでお気軽にお尋ね下さい。
頭部・動静脈分離 |
腹部・肝臓がん |
腹部・大動脈瘤 |
CTC検査 |
デジタルX線TVシステム(消化器疾患や脊椎疾患などの透視検査を行う装置)
平成20年9月に最新式の東芝製デジタルX線TVシステムZEXIRAを導入しました。ZEXIRAは、従来よりも少ないX線で鮮明な撮影が行え、食道・胃・腸などの消化管造影検査が可能となりました。また、患者さんへの優しさを第一に考えた装置で、寝台が昇降式のため、不安感と苦痛を与えず安全で効率的な検査を行うことができます。コンパクトボディながら、消化管検査はもとより泌尿器、整形、IVRなど1台でほぼ全身の撮影が可能です。
食道 |
胃 |
胃 |
大腸 |
PACS(Picture Archiving and Communication System)
PACSとは、医療画像保存システムの略語で、レントゲン、CT、内視鏡などから得た画像をDICOMの規定により、デジタル化し、その後ネットワークを介して、リアルタイムで検査画像を参照・閲覧するシステムです。
当院では以下のようなメリットを考慮して、平成20年7月に富士フィルム製の医用画像情報システム SYNAPSEを導入しました。
1)医師が直接、画像処理や表示条件の変更ができ、従来のフィルムより多くの情報を得られる。
2)画像データはデジタル保存されるので、画像劣化がない。
3)PACSの端末があれば、同時に違う場所で画像の閲覧が可能となる。
4)過去の検査データを必要なときにすぐ閲覧できる。
当院では、これからも患者さんにとってより質の高い医療を提供できるよう努力していきます。
外科用イメージ装置
この装置は移動式のX線透視及び撮影用装置です。手術室で使用しています。主に整形外科の手術支援や、骨折後の整復に用いられています。また、関節造影の検査にも用いられています。
回診用X線装置
病室や手術室での移動用のX線装置です。安静が必要な患者さんのために、撮影装置を病室などに移動し、X線撮影します。
超音波診断装置(エコー装置)
aplio400 アプリオ
東芝製 超音波診断装置
超音波検査・エコー検査は、超音波を体に当ててその反響を映像化することで、 対象物の内部の状態を非破壊的に調査することのできる画像検査法です。
超音波を発するプローブ(探触子)と呼ばれる装置を体に当てて画像を映します。 超音波検査で利用する超音波は体には無害で、感じることもできません。
超音波検査ではリアルタイムで画像を確認することができるため、流れる血液や、拍動なども鮮明に映し出すことが可能で、生理機能の描出に大変すぐれています。特に腹部、下腹部においては
有意義な検査といえます。また、心機能や動脈硬化の評価、 血栓の大きさや血流の速度なども測ることが可能です。